女子力が低い人は、自分のことを女だと思っていない。

周りの女友達にも、男友達にも、いままでさんざん言われてきた言葉がある。
「民代は女子力が低いよね」、という言葉だ。
でもそんなこと言われても全く気にもしなかった。
25歳になって、初めて好きな人ができるまでは。
初恋が25歳ってだけでも、いかに私が女子力が低いのかがわかってもらえるかもしれないが。
結局、その初恋はかなわず、ただいま35歳になり、付き合った彼氏はいません。
親からは、早く結婚してくれとせかされるが、結婚どころか彼氏もできないのである。
こうなってはじめて、今まで周りの人たちに言われてきた言葉に真剣に耳を傾ける気になった。
「女子力って高くすることができるのか?」
「そもそも彼氏ができないのは、女子力の低さが原因なのか?」
ただ、こうも言われてきた。
「民代ちゃんは顔は整っているのに、女っぽくないからもったいないね」
と。
これは救いがあるってことなんだろうか。
わからない。
女子力が低いというのは、女として見ることができないと思われているということ
女子力などという言葉を使うから、言われたほうはチンプンカンプンなのだが、要は、女子力が低いというのは、周りから見て女性だと意識されにくいということだ。女性ではなく、性別の関係なく人間として見られているとでも言えるのだろうか。
そうであれば、女性からそう思われるのは、うれしいかもしれない。
でも、これが男性から思われているのだとしたら、誰もわたしの彼氏になりたいとは思わないだろう。
これはよく理解できる。
よくドラマなどで
・妹のようにしか見られない
・友達以上とは思えない
という言葉が使われるが、要は一緒にいてもドキドキしないということだろう。
だれだって魅力的な女性と恋愛したいもんね。
そんなわけで、女子力を高めたいと思った。
彼氏つくって結婚したいから。
とりあえず何をすればいい?
わたし。